【WIXOSS】個人的なタウィルに対する考え方

みなさんはじめまして。

自分は「さくら」と言うHNでウィクロスの大会等に参加している者です。

このブログでは主にウィクロスについての記事を掲載していく予定ですので、興味のある方は数分程度お時間頂ければと思います。

あ、Twitterもやっていますのでそちらもよければお願いします。
Twitterアカウント→@aruka_sakura


さて本題。

今回は暇つぶしに自分自身のプレイや考え方を見直す意味も兼ねて、ざっくりとウィクロスにおけるタウィルについて書こうと思います。

※この記事はある程度タウィルというデッキを使っている、または知っている方に向けての内容になっています。いわゆる初心者さん向けの記事にはなっていないかと思いますがご了承下さい。

まずは直近の自分のレシピから。

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これが前回出場したセレモニーで2位だった時のレシピです。実は現状ここから数枚変わったりしてるんですが、今回はこの構築をベースにお話します。特に大幅に変化しているわけではないので…笑


1.勝ち方
基本的にワンショット等やハンデスランデスと言ったいわゆるアンフェアな行動は特にありません。リワト軸で言えばフレインがあるとまた変わった勝ち方もあるとは思いますが、今回お話する白黒タウィル軸での勝ち方は、

相手の防御手段を全て使わせた上で倒す

基本的にはこうなります。

シグニの除去手段がトラッシュ送りばかりなのである意味ではランデス(エナ破壊)に近い動きはしているのですが、それによって何かを使わせずに勝つ、ということは現在の環境では難しいと思います。

できたとしてもメイジ、Zrなどのアーツ外防御の宣言回数を減らす、ぐらいのイメージだと思ってください。もちろん例外はありますが。


2.攻め方
では、勝つ為にはどうやって攻めるのか?

攻めのパターンはざっくり言って二種類です。

・シェムハザを並べてルリグ耐性をつけながらアタック時バウンスで攻める
・ガブリエルトを並べつつ面空けをして攻める

簡単なのは1つ目のシェムハザを使うパターンです。……が、個人的にはこの攻め方ばかりをしていても勝ちきれないと思っています。
それも対面のデッキ次第(ルリグ耐性にめっぽう弱く、シェムハザ+シュブニグラの盤面を突破する手段が少ない相手など…)ではあるのですが、この攻め方しか知らないのであればタウィルで勝ちきることは難しいでしょう。

ではどうすればいいのか?

2つ目のガブリエルトを並べる攻め方。これがタウィルを使うにあたってほぼ間違いなく一番強い行動です。

理由は単純で、現在のウィクロスというゲームにおいてガブリエルトというアーツ以外の効果を受けないというテキストは非常に強力だからです。

攻めだけで見ればアタックトリガーを持つシェムハザの方が強いかもしれません。ただし、これは攻めだけの話ではなく、守りにおける強さにも繋がってきます。


3.守り方
上記でガブリエルトが強力だという話になりましたが、ようはアーツ以外の効果を受けないということは、よほどではない限りガブリエルトのいるシグニゾーンからダメージを受ける可能性は薄い、ということです。

ランサー、Sランサー、アサシンなどの例外はありますが、それを差し置いてもガブリエルトが生存していることがどれだけ守りに直結するかは安易に想像できるかと思います。

つまり、ガブリエルトが生き残れば、それ以外のシグニゾーンからの攻撃を守れば良いだけです。

現状のタウィルは新規レベル4のコイン効果、レベル5の手札の天使を2枚捨ててダメージを無効にする効果、これらの効果で一面のみの防御においては非常に優秀です。

ようはガブリエルトが二面残っていて相手にアサシン等の攻め手段がなければ、毎ターンの防御に必要なのは、アーツを除くと、

[シグニへの防御]ライフクロス1枚orコイン1枚or手札の天使2枚
[ルリグへの防御]ライフクロス1枚orサーバント1枚

これだけで済むということです。

例えばガブリエルトを出さずにシェムハザで攻めたとしても、返しで処理されてしまうとこれの2〜3倍の防御を要求されます。

まあほぼアーツ要求になると言っても良いでしょう。

ライフクロスがある内はそちら受ける選択肢も生まれるので、一概にどちらが正しいとまではいいませんが、攻め手段がしっかりしているならば、ガブリエルトをどれだけ場に残し続けられるかで生存のターンを伸ばすことができると思います。


4.面空けの方法
ガブリエルトで攻めるとは言うけれど、いったいどうやって面空けを継続して行うのか?という疑問が浮かぶかと思います。

ぶっちゃけて言いますと実際タウィルはそこまで器用なルリグではありません。かなり無茶な動きも時には生まれますし、要求面数が足りなくなることもままあります。

ただそれを差し置いてもガブリエルト二面を維持するということの重要さは先程の説明の通りなので、いかに損をせずリソースをキープしながら攻め続けられるのかについてお話できればと思います。


《コインによる一面トラッシュ》
一番簡単な面の空け方です。守りながらできますし、後述する理由なども含めますと、この回数が多ければ多いほど楽になります。

なのでコインを消費するキーやアーツを出来るだけ採用したくはないんですよね…笑

しかし、ガブリエルト以外の面を守る際に使うとなると、当然ガブリエルトの正面は空けられていませんよね。この場合だと、ガブリエルトをこの面に出し直す必要があります。


《4タウィルの起動効果》
山から7枚の天使を落とせば1面空きます。めちゃくちゃ簡単に見えるかもしれませんが案外連発できません。コイン効果によって7枚戻したタイミングは宣言しやすいですが、それも山の枚数が少なくなればなるほど宣言しにくくなります。

それでもコイン1枚で2面空く、と考えるとどれだけコイン効果が大事なのかがわかりますね。


《シグニ効果で面空けする》
この構築では主にマスティマアフロディテです。他にも非採用ではあるものの黒ヴァル、黒ゲインなどあります。

はじめに言いますとこれらの手段は基本的にはリソースを消費します。マスティマの場合のみ状況に左右されるのですが、アフロディテを使うとエナ2枚以上は確実に消費します。

基本はシェムハザ→アフロディテ、クトゥルアビス等のアーツ効果→アフロディテとなりますが、本当に効率はよくないのでエナが余り散らかす相手にだけ狙うようにしましょう。

あと、シェムハザ→アフロディテだとリミット的にガブリエルトが1枚でも場にいると成立しません。面倒くさいですね。


ここまで読んで頂ければ解るかと思いますが、タウィルで面空けを行うのは昔と比べるとかなり難しくなっています。コインがある内は楽なので、できればコインを使いきるまでに相手を倒したいところではあります。

ですがガブリエルト二面で戦うということは当然のように長期戦を想定しています。なのでコインを使わないターンも当然生まれます。具体的には手札を捨てるだけで耐える場合などですね。その場合は相手の面は全て埋まっているでしょう。こうなると大抵は面空けが難しい状況に陥ります。その場合にどうすればいいのか?

個人的に考えるパターンは以下のとおりです。

・ガブリエルト二面を諦めてシェムハザを出す
・4タウィル起動効果、マスティマを活用する

他にもあるかもしれませんが、基本的にはこれが一番最小のリソースで攻めを継続するパターンかと思います。

ガブリエルト二面を諦める場合は1面残して横にシェムハザ→出現効果→サホヒメ(マスティマやアグライアでも可)とする場合がほとんどです。

4タウィル起動効果を狙う場合ですが、コイン効果を使っていない場合だと難しいという話をしました。なので、まずは

序盤から出来る限り山を減らす行動を最小限にする意識

をまず持ちましょう。
アンリミテッドセレクターが出るまでのタウィルはまったくの逆で、序盤からどれだけ山を圧縮するかという意識でデッキをまわしていました。しかしながら現在のタウィルはその意識で回すとすぐに息切れします。

「なんだか昔のタウィルよりしっくりこないなぁ〜?」と思っている方がいるとすれば、その理由はこれだと思います。

さて、その意識でデッキを回せていても山の枚数は当然減る一方ですよね。そんな場合にはどうすればいいのか?それは、

デッキをリフレッシュする

これも昔のタウィルのプレイからするとあり得ない行動でした。ですが今のタウィルはその前提を覆さなければいけません。もし今のタウィルに慣れないと思う方がいればこの機会に意識を変えてみて貰えればなと思います。

具体的なリフレッシュまでの手順や条件などを説明すると長くなってしまうので(この時点でクソ長くて申し訳ないのですが)、重要な点だけ述べます。

・できればライフクロスが0枚の時
・ターン開始時の2枚ドローから即リフする
・クトゥルアビスを残している
・エナに黒2枚以上(できれば鯖)を構える
・トラッシュに鯖が3〜4枚ある
・手札に鯖を最低限1枚は残している

これらを出来る限りは満たしておきたいところです。

一番上のライフクロスの枚数についてですが、状況次第では残っている時でもリフに行く可能性もあります。その理由は様々ですが一番多い理由は山の中にサーバントがない時でしょうか。

クトゥルアビスはこのデッキにとっての生命線です。これ1枚で最大三面防御とルリグ止めができます。ガブリエルトが処理されてしまった、手札が少ない、ライフクロスが無い、等の状況が重なった時でも返してくれるいわば切り札です。なので最後まで残しながらプレイできるように心掛けます。逆に言うと、中盤でクトゥルアビスを打たされてしまっている試合は負けやすい傾向にあるかなと思います。

トラッシュに鯖(サーバント)が4枚ほどあると、リフレッシュした後の山で大体丁度良く引き込める枚数かなと思うのでこれぐらいを目安にして下さい。
多すぎると今度は2周目の山が最終的に鯖だらけになってしまったりすることになるので、エナに固定できるならしたいところです。カーニバル等のエナに残しにくい相手は例外です。

鯖を残してリフする理由は、リフした直後の山から鯖を引き込みにくいからです。当然ギリギリの試合をしているとそんな余裕がないときもあります。なのでまあこれは意識だけして、できれば最高だなというぐらいの認識でいてください。

2枚ドローから即リフする、というのはようするに前のターンのうちにある程度山を減らして2〜3枚ほどにしておくということです。この状態でターンが返ってくればすぐにリフできるはずです。何故こうするのかというと、即リフさえできれば、そのまま即4タウィルの起動効果を使えるということです。

4タウィルの起動効果を使ってからリフをした場合、山の中身がごちゃごちゃになってしまいます。鯖を引き込めるほどの圧縮もできておらず、後半役に立たない天使を引き込んでしまう確率も上げてしまいます。なので出来る限りリフしてから起動効果で引き込みたくない天使をトラッシュに送る、というプレイを心掛けましょう。



ここまで長々と書き連ねてきましたが、いかがだったでしょうか?

まだまだ書き足りないことはたくさんありますし、拙い文書なので読みにくい、伝わりにくいことも多々あるかと思います。そこはご了承下さい…。

もし疑問に思ったことなどありましたらこちらへコメント頂くか、Twitterの方でリプライなど送って頂ければ誠心誠意答えさせて頂きますので、よければお願いします。

では、今回はこの辺で筆を置かせて頂きつつ。

ここまで読んで下さったみなさまに感謝の意を。



やっぱタウィルちゃんが一番可愛いよね!!!!